不動産投資は8割が仕入れで決まります。
良い物件を安く手に入れることができれば、保有していても家賃が入りますし、売却しても買値より高く売れるということもあります。ただの転売でそんなに儲かるということは、そうそうあるものではありませんが。
物件を仕入れる際には、インターネットで物件情報を調べるということはもちろん行います。ただ、不動産屋さんが、情報を公開する前に、あなたに直接、物件を紹介してくれるようになれば、良い物件と巡り合う確率が高まります。そのためには、不動産屋さんにとって、良いお客さんになることが必要です。
それでは不動産屋さんにとって良いお客さんとはどんな人でしょうか。
僕が考える、不動産屋さんにとって良いお客さんとは…
●買う気があること。
●買う力があること。
不動産屋さんの立場に立って、良い売り物件情報が出てきた場合に、誰に話を持っていくでしょうか。いきなり、インターネットに公開するということはありません。売り買いの仲介手数料を得るために、まずは自社のお客さんに提案をします。不動産屋さんの手数料は成功報酬ですので、できるだけ手間と時間はかけたくありません。
となれば、すぐに購入の判断をしてくれる人に話を持っていきます。それに、契約したのにローンが通らなかったということになれば手間がかかりますので、ローンが通るであろう人のところに物件を持っていきます。
僕は、名刺に、「年間家賃2億円以上」というインパクトのある文言を書いています。ただ、これは自慢しているわけではなくて、不動産屋さんに、僕のところに良い物件を持ってきたらすぐに購入するし、ローンもつけれますよというメッセージなんです。僕は、基本的には、短パンとサンダルですので、初対面の不動産屋さんには確実に冷やかしだと思われてしまいますので。
みなさんも、どうやったら不動産屋さんにとって、良いお客さん、良い物件情報を持っていきたくなるかと考えてみてください。