不動産投資において、もっとも大切なことは、物件を割安に取得することです。ただ、割安な物件を取得できる人は、保有し続けるだけではなくて、売却することで資産の成長が加速します。
保有し続けた場合に、キャッシュフローを得て、それを貯めて次の自己資金に充てるというのは健全です。ですが、ある程度(長期譲渡所得になる5年くらいが目安)経って、残債も減ってきているときは、売却することでキャッシュが一気に手に入ります。
購入した価格と同じくらいで売れることもあります。割安で購入するということが前提ですが、僕は仕込んでいた時期もよかったので、平均すると購入価格の1.5倍くらいで売れています。
売却することによる効果は3つあります。
●キャッシュ・現金が手に入る
●純資産が増えて銀行の評価がよくなる
●損益計算書がよくなり銀行の評価が高まる
売却して手に入ったキャッシュを自己資金にして、さらに大きな物件を購入するということができれば、資産の成長は加速していきます。
僕はこれを繰り返しているだけです。今はいろんな銀行から、5億貸しますとか、30億までいけますよとか言っていただけるようになりました。
あくまで、割安に物件を仕込むということが重要です。これは簡単ではありませんが、毎日こつこつと物件を見続けていれば、年に何件かは見つかると思います。