2019/09/03

大家会のスティーブ・ジョブズに出会った

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8月24日熊本で講演の機会をいただきました。
北陸不動産投資支援会のメンバーである松本さんの主催。
ライフシフトセミナーというテーマで、大家業だけでなくどうやって生きるのかという本質的な話をさせていただきました。

講演は2本立てで、福岡を中心にパースペクティブというブランドで不動産賃貸業を経営されている野中周二さんのお話を聞くことができました。
これまでの不動産賃貸業とはまったく違う視点で事業を行っていらっしゃいました。

事業内容はブランドマーケティングを通じた不動産賃貸業。
デザイン性、機能性にとことんこだわり、不動産管理会社や消費者へ認知されています。
不動産賃貸業でブランドなんて大げさなと思うかもしれませんが確実に効果が出ています。

入居率は100%。
これは現時点で満室であるという意味ではありません。
それでもすごいのですが。
年間通じて稼働率が本当に100%。
空室期間が1日もないということです。
退去が決まると、退去前に新しい入居が決まってしまう。

入居付を行ってもらう管理会社の人にはパースペクティブブランドを正しく伝えるための研修を行ったり、表彰制度も独自で開催しています。
管理会社もパースペクティブのブランドと関わりたいという思いを持っています。

ブランド構築は一朝一夕でできるものではないけれど、構築されると簡単には崩れない。
決算書には現れないけれど確実に会社の資産になっています。

野中さんは大変こだわりが強く、1つのことへ執着してとことんやり続けるのと、妥協を許さない。
どんな設備を入れるかはもちろん、コンセントの位置といった細かいところまで理由があります。

例えば、玄関の前にフックがあって荷物や傘をかけられるようになっているのですが、買い物で両手が塞がった主婦が鍵をカバンから探す時にフックにかけたり、雨で濡れた傘をいったん置いておくために使ったり。

野中さんが感じる不便を解消するため、あったらいいなを実現するためにメーカーと共同で商品開発ということまでされています。

野中さんの講演を聞いていて感じたことは「大家会のスティーブ・ジョブズだ」ということです。
スティーブ・ジョブズと会ったことがあるわけではないですが。

野中さんは大家業をはじめてまだ6年ですが、800坪のコミュニティタウンの開発に成功し、次は1万坪約130戸の賃貸プロジェクトに挑んでいます。

僕はこれまで不動産賃貸業においてコストパフォーマンスを重視して行ってきており、ブランドを意識したことはありませんでした。
中古の物件を買って、リノベーションをするけど、建物の名前などは変えずに運用しています。
自社ビルに関しても、前の会社のブランドロゴが壁面に残ったまま。
削るだけで、20〜30万円かかるのでそのままおいておこうという感じ。
コストと性能の妥協点を探るという不動産賃貸業を行ってきました。

一気に野中さんの方法に振るというわけではないですが、今はマーケティングもマスへ向けて告知するものではなく、尖ったプロダクトを提供してそれを好む人が拡散していくという時代になっていますし、その傾向はますます進んでいくと思います。

自分自身の不動産経営と融合させていきたいと思っています。
まだ募集はしませんが、2020年1月18日に野中さんに金沢に来ていただいて講演を主催したいと考えています。

 

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