溝口晴康さんの「理系サラリーマン大家が伝授する 不動産投資で不労所得1000万円を得る方法」のご紹介です。
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5棟、5億、50室程度を所有されています。新築のアパートを首都圏で建てられており、利回りは7、8%くらいですが、しっかりとした戦略を持たれています。
理系サラリーマン大家さんという肩書きですが、MBAの勉強おされているとのことで、かなり論理的な思考であります。
一番面白かったのが、東京都内の不動産投資物件の利回りの分析。築年数と利回りの分布を式で表しています。
Y=0.0669X+5.7753
新築の利回りは5.77%なのですが、築10年経った後の利回りはXに10を入れて、5.77%に0.67%を加えた6.44%で売却ができるということ。築10年だと、物件の価格の下落が低いというところに目をつけて、新築を建てて、5〜10年をめどに売却するという戦略です。
僕も、新築で9%後半くらいの利回りでアパートを建てていますが、5年後にも変わらない値段で売れるなということは考えていましたが、分布図まで作って式まで出すのはすごい。
内容も共感できるものが多かったです。
不動産投資は投資ではなく経営だ
「学ぶ」は「真似ぶ」だ!良いところは、どんどん盗め!
多くの業者を使いこなしてチームを作れ!
配偶者・両親を説得しろ!
孤独に耐えろ!
孤独に耐えろ!というのはまさにその通り。何千万円、何億円という物件の購入の判断をする際に、リスクをすべて排除できるということはありません。リスクを排除するための勉強は、とことんするけれども、最後に残ったリスクをとる覚悟が必要ですし、すべての決定に責任を持たなければいけません。
大家業は経営ですね。
面白かったので、ぜひ読んでください。
溝口晴康「理系サラリーマン大家が伝授する 不動産投資で不労所得1000万円を得る方法」(幻冬舎メディアコンサルティング)→http://amzn.to/2jUIOL1