小嶌 大介 さん著「だから失敗する 不動産投資【実録ウラ話】」のご紹介です。
仲良くさせていただいている、ボロ物件再生の小嶌大介さんの書籍です。
ボロ物件を100万円で購入して、自分で手を加えて再生していき、シェアハウスなどにして賃貸していらっしゃいます。
家賃収入は年間4500万円ほどありますが借り入れは1億6000万円で平均利回りは30%くらいとのことで、素晴らしい実績です。
小嶌さん自体が面白い人なのですが、小嶌さんの運営しているヴィンテージクラブというボロ物件再生の会にも多種多様な人が集まっているそうです。
そんな小嶌さんの人脈から失敗事例や、そこからのリカバリーの事例を集めたのが本書です。
失敗事例が書かれている本は少ないのですが、リアルな数字が公開されていて大変参考になります。
失敗のケースも様々で、かぼちゃの馬車でシェアハウスを買った人、スルガスキームで4.5%の金利で融資を組んで危うい人、利回り3%台の新築ワンルームマンション投資をしてキャシュフローが赤字の人。
失敗のケースは様々ですが、失敗の要因は大きく3つに分かれます。
「無知」「ほしいほしい病」「外的要因」
「無知」は、不動産業社の開催しているセミナーなどに参加して、あまりよくない物件を買ってしまうというケースが多くあります。
「ほしいほしい病」は、僕は「買いたい病」と読んでいるのですが、勉強して理解できているけれども早く物件がほしい、早くサラリーマンを引退したいと焦ってしまって厳しいボールに手を出してしまうというケースです。
焦るとゴールは余計に遠のいてしまいます。
「外的要因」は、学校の移転や大型の工場の閉鎖などで賃貸の需要が一気になくなってしまうというようなケースです。
どうしようもない場合もあれば、十分予測できるものもあると思います。
この本では、失敗からリカバリーしたというケースもありますが、僕は不動産投資は購入する時に9割勝負が決まっていると考えています。
良い物件を割安に買えたらその後の賃貸経営が多少まずくても困りませんが、購入に失敗してしまうとその後リカバリーすることは並大抵のことではありません。
購入前にしっかりと勉強することは必須です。
最後の章には、不動産投資の目的や幸せについて書かれていました。
僕の大変共感するところです。
小嶌さんも不動産投資で成果を出して、人生が幸せだということです。
そしてその幸せを他の人に分け与えようとした時、自分にも本当の幸せがやってくるのだと思います。
不動産投資で幸せな人生を送る仲間を僕も増やしていきたいなと思いました。
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