2017/04/30

大林弘道「資産運用・節税・相続のための 新・不動産投資「じぶんリート」」

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大林弘道さんの「資産運用・節税・相続のための 新・不動産投資「じぶんリート」」のご紹介です。

スターマイカという会社のグループ会社の社長が書かれた本です。スターマイカのビジネスモデルは面白くて、入居者がついている中古の分譲マンションを購入、入居者が退去するまで所有して家賃収入を得て、空室になったら分譲マンションとして販売ということをしています。

なぜ、こんなモデルができるのかというと、分譲マンションにおいて、入居者が付いているものより、空室の方が価格が高いという市場の歪みがあるからです。僕は不動産投資家として、入居者がついて家賃がある方が価格は高くなるんじゃないかと思っていましたが、不動産を購入する人のほとんどは実需、自分で住む人の購入です。自分で住む人の方が、たくさんいますし、投資家よりも価格にシビアではなく、高く売買されるということです。

入居者がいる物件を市場より安く買って、保有期間は家賃を得て、入居者が退去すれば高く売却ということが成り立つのだそうです。金沢でもやれるかなと思って調査したことがあります。

この本は、節税を中心に書かれていて、ある程度の税金の知識がないと理解できないかもしれません。基本的には「じぶんリート」という、資産管理会社を作って不動産を買うと、所得税も相続税も節税できますよというものです。

ただ、かなり踏み込んだ内容が書かれており、僕が知らなかったものもあります。例えば、小規模宅地の特例を用いた裏技。3年間持ち家に住んでいない相続人が330㎡以下の物件の評価が8割減になります。もし持ち家があったとしても、資産管理会社を作ってそこに売却して賃貸をするというセル・アンド・リースバックを使えば、これまでの家に住みながら持ち家がないということになります。この場合、相続人は資産管理会社の役員から外れておくことが無難ですが、税理士と相談してください。世の中には、すごいことを考える人がいますね。

難しいかもしれませんが、ぜひ読んでください。

 

大林弘道「資産運用・節税・相続のための 新・不動産投資「じぶんリート」」(幻冬舎MC)

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